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交差比率とは

ryu 2013年1月10日

交差比率=粗利益率×商品回転率
交差比率とは、商品が効率よく利益を生み出しているかを測る指標です。

【目次】
交差比率は難しくない
「何が」本当に儲かっているか?
事例から学ぶ交差比率

交差比率は難しくない

一般的に粗利益率が高い商品は、売れるまでに時間がかかる(数が売れない)ことが多く、全体の利益の中では、必ずしも儲けが大きいとは限りません。
個別で見れば儲かっているように見える粗利益率の高い商品・・・本当に儲かっているかどうかを判断するには、売れるまでの時間を考慮する必要があります。
そこで、商品回転率と掛け合わせた指標である交差比率を見ることで、商品が効率的に儲けを生み出しているかどうかを判断することができます。
計算式
交差比率=粗利益率×商品回転率

「何が」本当に儲かっているか

商品別・店舗別など、分解したデータを交差比率で比較すると、どのカテゴリが効率よく利益を生み出しているかは一目瞭然です。
例えば下記の商品別交差比率を見るとどうでしょうか?

商品 粗利益率 商品回転率 交差比率
A品 20% 8回 160%
B品 18% 10回 180%
C品 22% 6回 132%
D品 16% 5回 80%
E品 12% 7回 84%

最も効率よく利益を生み出しているのは、B品であることがわかります。
粗利益率は中間のB品ですが、商品回転率が高いため交差比率が高いことがわります。
資金不足になり、在庫を減らす(仕入れを減らす)必要が生じた場合には、D品から仕入れを減らすという判断も良いかもしれません。
「何が」効率よく利益を生み出しているのかを見つけるには、「どう分解するか?」によって決まります。
意味のある、感度の良い切り口を見つけるためにも、MECEに分解する練習は必要です。

事例から学ぶ交差比率

          粗利益率 商品回転率 交差比率
スーパーマーケット  23.2% 40.6回  941.9%
メガネ小売      47.7% 4.6回  219.4%

上記の2つの業界を比較すると
スーパーマーケット業界が「薄利多売」で利益を生み出しているのに対し、
メガネ小売業界がいかにその逆の構造になっているのかがわかります。
しかし、この業界の常識を打ち破って躍進したメガネ小売企業もあります。
粗利益率を下げ、商品回転率を格段に上げることにより、交差比率を800%程度まで上げることに成功したのです。
それまでメガネは、高額商品で一人で何本もメガネを所有することは難しく、大事に一本のメガネを何年も使用していました。
しかし、今では1万円以内で買える格安メガネ店が登場し、消費者はビジネス用、プライベート用、あるいは洋服に合わせて・・・など、一人何本も気軽に持てるようになりました。
また、低価格なので、デザインに飽きればまた新しいメガネに買い換えることも可能になり、消費サイクルのスピードも格段に上がりました。
このように、黄砂比率が低くて当たり前という業界の常識を打ち破ることにより、ビジネスチャンスを掴んだケースです。
自社の商品の中でも、単に粗利が高い低いだけではなく、交差比率の観点で利益を出している商品とそうでない商品を整理し、全体の交差比率を上げていくことを意識することが重要です。

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