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帰納法

帰納法とは、いくつかの事象の共通点に着目して、ルールや結論・仮説を導き出す思考方法です。

【 目次 】
帰納法とは
帰納法で注意するべき事・チェックポイント

帰納法とは

帰納法 例題

帰納法を理解するために、分かりやすい例を上げると
①ブドウは甘い
②イチゴは甘い
③パイナップルは甘い →果物は甘い
という結論・仮説が生まれます。

このように、帰納法は、いくつかの事象から統計論的に結論や仮説を導き出しているといえます。
※上記の事象に「果物であるトマトは甘くない」が加わると、論理は崩れます。  
ただし、上記の例では、ブドウ、イチゴ、パイナップルを果物に言い換えているだけで論理が進展していません。
意味のある結論・仮説を導きだすために「SoWhat? だから何?」と問いかけ一歩踏み込んだ結論・仮説を導き出してみましょう。

帰納法 例題

①C社の技術資産はすばらしい
②C社の株価は割安である
③C社の社長には後継ぎが無く、引退したがっている
だから →C社は買収・合併のターゲットとなるだろう
果物の例のように、明確な共通点があるとは限りません。帰納法で結論・仮説を導き出すには知識や想像力が必要です。

帰納法 例題

①日本の銀行の国際競争力は、概ね低い
②日本の航空会社の国際競争力は、概ね低い
③日本の製薬メーカーの国際競争力は、概ね低い

【 解答例 】 →規制に守られてきた業界の国際競争力は、概ね低い
※銀行、航空会社、製薬メーカー、この3つをどのようなグループとして捉えるのかによって導き出される結論・仮説は異なります。
帰納法は演繹法とは異なり、同じ事象を見ても導き出される結論は異なる場合があります。
ただ言葉を言い換えるだけでなく、論理を進展させ意味のある結論や仮説が導き出せるようにトレーニングを繰り返しましょう。

帰納法で注意するべき事・チェックポイント

軽率な一般化

例えばソフトバンクの携帯電話は私の家では圏外だソフトバンクの携帯電話は会社でも圏外だ
→ソフトバンクの携帯電話は電波が悪い
→ソフトバンクは基地局が少ない

私の周りいるO型の人はみんな大雑把な性格だ
友人も同じようなことを言っていた
→新入社員の血液型はO型だから大雑把な性格だろう
たまたま身の回りで起きた事象を、一般論としてとらえる事は危険です。蓄積された経験や知識を否定する事になる場合もありますが自分が一般論と思っていることが、「本当にそうなのか?」と自分に問いかけ、客観的なデータを用いるなどして検証する事は大切なことです。

不適切なサンプリング

例えば、ある雑誌の企画で渋谷駅で20代のビジネスマンに「今一番欲しいものは何ですか?」というアンケートを取って、i pad が25%というアンケート結果になったとします。そのことから、 →欲しいものランキング i pad が断トツ、4人に1人が欲しい。という記事が出来上がったとしたら、すごい人気のように感じてしまいます。もちろん「渋谷で」「20代」「ビジネスマン」という条件が記載されていればいいのですが一般的に日本国民が欲しいものを調査する場合は、サンプルのセレクトに片寄りがあります。
では、あなたが自宅の最寄り駅でラーメン屋を始めるとして「ラーメンの価格のするべきである。」という結論を出すにはどのようなサンプリングが(どのような人を対称にデータを集める)必要でしょうか? 目的を意識した上で、意味のあるサンプルを引き合いに出すことが重要です。

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