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因果関係

問題を効率的に解決するには
なぜその問題が生じているのか正確に原因を把握する事が重要です。
正確に因果関係を捉えていないと見誤った原因に対してテコ入れする事になるため本当の問題解決をする事は出来ません。

【 目次 】
因果関係とは
因果関係の構造

因果関係とは

問題点と原因に因果関係があるかどうかは、下記の3つでチェックすることが出来ます。 ①時間軸を確認する ②相関関係を確認する ③第三因子が存在しないかを確認する。

簡単な例を見てみましょう
①昨夜アマゾンで初めて本を購入したがまだ届かない、必要項目に記入モレがあったのかもしれない。 →昨夜注文したものであれば、今日注文を確認して発送する可能性が高い  本が届くのは明日以降と考えるのが妥当だと考えられる。(時間軸のチェックミス) ②君がこんなに早起きするなんて、今夜は雪が降るかもしれないね →もちろん、早起きと気象に相関関係など無い ③後ろの男性が駅から付けて来ている、ストーカーかもしれない。 →同じマンションに住んでいるという第三因子があるかも知れません。 まずは上記のような事が無いかチェックし、より複雑な因果関係を見ていきましょう。

因果関係の構造

車が故障してエンジンがかからなかったので急遽電車で行くことにした → 遅刻して相手を怒られせてしまった このような直線的で単純な因果関係はシンプルで分かりやすいが本質的な原因を探るにはより深く思考を重ねる必要がある。 例えば、 なぜ、エンジンがかからなかったのか?  → オーバーロードがかかって、ヒューズが切れたから。なぜ、オーバーロードがかかったのか  → 軸受部の潤滑が不充分だった。なぜ、潤滑が不充分だったのか  → 潤滑油ポンプのくみ上げが不足していた。なぜ、くみ上げが不足していたのか  → くみ上げポンプの軸が磨耗によりガタついていた。なぜ、磨耗したのか  → ストレーナーがついていないため切粉がつまった。 トヨタではなぜ?(Why?)を5回繰り返すことで本質的な問題点が見えてくると考えています。問題点が「見える化」されている事で有名なトヨタはWhy?から始められますがそもそも問題点は何?(What?)を吟味することはとても重要です。上の例では、車のエンジンがかからなかったことが問題なのか何かあったときのことを想定しないスケジュールが問題だったのか相手を怒らせてしまったことが問題なのかまず、何が?(What?)問題点なのかを特定して、Why?Why?Why?Why?Wh?を繰り返すトレーニングをしましょう。 売上高が増えた - 広告支出が増えた企業業績が良い - チームワークが良い どっちが原因か分からない「にわとり-たまごの関係」がある。広告費をかけて宣伝をしたから売上が伸びたのか、売上が伸びたから広告費にコストをかけられるのか?企業業績がいいから人間関係が良いのか、人間関係が良いから企業業績もよいのか?にわとりたまごの関係が繋がり好循環や悪循環を生み出すケースもあります。デフレスパイラルは、正にその例です。 この悪循環が始まってしまうと、まずはどのような構造になっているのか整理して一つ一つの因果関係のつながりを把握することが重要です。 実際に私たちが直面する難しい問題は、上記のような直線的で単純な因果関係と、にわとりたまごのようなお互いが原因になっている事象が組み合わさっているケースがほとんどだと思われます。思いつきで解決策を打つのではなく、因果関係を構造的に整理をして、本質的な原因が何かを把握するためにトレーニングを繰り返しましょう。

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